主ガチ勢の刀 2019-03-16 11:11:47 |
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(/わかります、なんかこう、萌が通り越して「え??いい子かよ……」と打ちひしがれてます。逆にパッと見お育ち良さそうな子が敵を足蹴にしたりとかのお育ち悪い行動してもグッときます。
ど真面目故の……ですよね。三名槍で一番真面目ですし、生真面目すぎて疲れてないといいな。お団子可愛いですよね!!甘やかしたすぎる。
わっっかります!!!ある程度進んでくるとスロット数で刀装ガチガチに積んで勝負!みたいになっちゃいますよね。)
【髭切】
ありゃ、有難う。……そっか、向こうも駄目なんだ。現世の空気が僕達に合わなかったのかな。
( 立ち上がろうとすると途端に制止の声を受けて、口癖を零すと床の方へと戻る。冷茶が卓に置かれるのをぼんやりと長め、世話焼きな刀達で良かったと仲間への感謝を込めて。何かと誤解が生まれてしまったかもしれない、治り次第藤色の打刀にまた突っかかられそうな気もするが病気に侵されている以上仕方があるまい。心の中で言い訳をしながら、貰った冷茶をぐいと仰ぐ。喉を通る冷たさが心地よいと同時に、飲む時の喉の痛みが辛く眉を顰めると。汗ばんでいる以上随分と身体が乾いていたようで、一息に飲み切ってしまうと茶器を卓に戻して深く息を吐き出す。刀剣で熱を出す、だなんてそうあるまいと思っていたが、昨日共に出掛けた後輩もどうやら倒れてしまったらしい。線の細い彼らしいといえばらしいかもしれないが、もう経験値も入らない程成長してしまった自分でもこうなのだから向こうはもっと酷いのだろう。政府から何か有益な情報が得られれば良いのだが、今のところ何もかもが不明だ。現世で何か瘴気にでもやられたのだろうか、唯一思い当たる事をぽつりと零すと。 )
【葵】
そ、そうざ、何して……____……もう…。
( 彼とは数秒前迄背中合わせだった筈なのだが。突然後ろから引き寄せられ、身を強ばらせたと思った矢先に掻き分けられる髪が首筋に当たって擽ったい。だが、突如としてぞわりと総毛立つ感覚がした。項に掛かる熱い吐息の所為なのだが、而してこの感覚には良くない覚えがある。耳に入る呼吸音や彼の細い腕に抱き竦められている事実が頭の警鐘を増長させる。良くない。良くないのに、満更でもないと思ってしまう自分が嫌でもあって彼の名を呼んで制止して。次第にぞわぞわする感覚が減り、小さく自分を呼ぶ声が聞こえると、力の抜けた彼の方をそっと振り返る。どうやら漸く寝付いたらしく、深く溜息を付いて。然し、意中の相手と同衾という経験自体が随分と永く前の事に思っていた以上意識せざるを得なく、中々自分が寝る訳にも行かず。直に食堂に戻らない初期刀が来るだろう、この状況が見つかれば確実に雷が落ちる。年頃の娘が布団に男を入れるのはおよし、雅じゃない、と。理由を話せば伝わるだろうが、傍から見れば無防備極まりない。長谷部にも怒られてしまいそう、なんて考えると回された彼の腕をポンポンと撫でながら式神の管狐を呼び、伝令に遣わせて。 )
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