蟲 2019-03-12 00:10:57 |
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>Q,蟲卵が孵化したばかりにも関わらず年齢差が生まれるのは何故か。
→A,拾われた日が命の宿る日だとして、満月までが蟲卵の中での成長時間。
拾われてから初の満月まで日が有れば有る程孵化する蟲卵は成長している。
逆に、拾われてすぐに満月を迎えると幼く体が不十分で生まれる事が多い。
>Q, 蟲卵から孵化する瞬間の蟲はどんな格好をしているのか。
→A,蟲の紹介欄に記載されている通りの服装で産まれる。
自らの服装に拘りを持っている蟲が多い為、着替えを拒む者が多数。
>Q,蟲卵の知識は何処まであるのか。
→A,蟲卵の時にどれ程語り掛け、言葉を教えたかに左右されるが根本的には無知である。
頭はスポンジのような物なので、知識を与えればあっと言う間に博識に育つ。
逆に悪いことを教えると同様に僅かな悪知恵が悪気のない極悪に育つ可能性も。
>Q,蟲卵の普及率はどれ程までなのか。
→A,蟲卵自体が都市伝説のような物なのでその姿は世間に広まることが無い。
数自体は多くなく、一匹が生まれると何処かの蟲が一匹死んだと捉えて良い。
蟲卵は己に名をくれた人物を親として家族として親愛を無条件に持つ傾向が有るが、逆を言えば信愛できる人物がいないのに一人で外をうろつこうと考えない。その為、餌が手に入るのであればその生涯を室内で終える蟲も存在する。
※根本的に野良の蟲は世に存在しないが、満月の夜の変化で本能に理性が負け、親変わりの主を喰ってしまった場合は例外である。親を喰らい命を延命しても、続く孤独に耐えきれず結果死を選ぶ蟲が存在する。
>Q,蟲の寿命とは如何ほどなのか。
→A,生き物を喰らい続けることが出来るならば蟲卵から生まれた姿のまま年を取る事無く延々と生きる。その身体を保つため、満月の際に異常なほどの飢えを覚えるが、年を重ねると重ねるだけその食欲も又増していく。喰えば喰うだけ命は続くが、老いる事が無い為、過去には主が死ぬと最後に主を喰らいて自らも死ぬ蟲がいたが飢えに負けてか、行き過ぎた愛の為かは分からない。
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