匿名さん 2019-03-10 23:43:25 |
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んふふ、―どうやろねえ(眼前に居る相手を異形の鬼と認識出来ているにもかかわらず、貴方の態度には恐怖や狼狽は浮かんでいなくて。そんな肝が据わった様子を興に思ったのか、鬼はまたしても明確な言葉を返さないまま、意味深で楽しげな含み笑いを。軽快な動作で立ち上がってトンと屋根淵を蹴り、猫のように音も無く着地すれば貴方と向き合い「此処で逢うたのも何かの縁。立ち話も何やし、上がっていきぃさ」ゆるりと小首を傾げ、貴方の瞳をじぃっと見つめたままそっと手を差し伸べる。口許には相変わらずの微笑。此方から近寄らないのは、あくまで貴方の意思で此処に留まる選択をして欲しいという我儘の表れで。「―ん、そうそう、」ふと何かに気付いたように声を上げた途端、ざぁっと凪いだ一陣の風に髪が躍り、それを抑える様に髪をかき上げ「うちは椿鬼。よろしゅうに」にひ、と牙を覗かせて笑った顔は意外にも無邪気なもので)
(/お返事遅くなり申し訳ございません…!今後もレスペースにはムラが出ると思いますが、まだお相手頂けるようでしたら宜しくお願い致します/礼)
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