トピ主 2019-03-10 17:12:58 ID:3171c5af3 |
通報 |
>66 一条様
かしこまりました、お嬢様
(重ねられた手の平を優しく握れば、おどけるような笑みと口調で上記を述べ。ややあって自身を中心として発生した薄緑色の風がそよぎ、お互いの両脚を覆って。「少し力を抜いて。俺に身体を委ねてね」と言葉を掛けつつ、ふわりと浮游能力を発揮。窓から飛び出すと、相手の手を引きながら屋上へ急速で上昇、コンクリート造りの地面へ降り立って。役目を終えた風が霧散するのと同時に周囲を見回し)
『ーー……よぉ、待ってたぞ。その服装……聖盾隊とか言う、協会の犬共で間違いねぇな?俺の部下をあっさり全滅させちまうとは、やるじゃねぇか』
(威圧感と粗暴さを感じさせる声音が響き、巡らせていた視線は自然とそちらの方へ。声の主は仕立ての良い白スーツに身を包んだ銀毛の人狼で、腕を組みながら落下防止用の柵に背中を預けており。体格はこれまで相手にしていた人狼よりも一回りは逞しく、金色の眼光も鋭い。その滲み出るような実力、そして難なく人間の言葉を扱う知能の高さから人狼達の纏め役である事は間違いなく、想像した通りの強敵だと瞬時に判断しながら刀型星霊を正眼に構えて)
『……ん?おい、そこの娘、何か臭うな……。人間と魔族が混じったような……あぁ、そうか!お前があの、過激派連中から屋敷を潰された時に唯一生き残ったっていう、半端者か!!』
(鼻をひくつかせる人狼の様子に怪訝な表情を浮かべた所で、特殊な嗅覚を持っている事を伺わせる言葉に軽く目を見開き。言い終えた人狼は一体何が面白いのか、クツクツと腹を押さえながら笑い続けており。不愉快な笑い声を発する人狼を即座に黙らせたい衝動に駆られそうなるも、彼女の先輩にあたる自分が感情任せに行動していては話にならないだろうと、何とか踏み留まり。数の優位を活かすには連携が肝心。挑発された張本人である相手が飛び出してしまわないか、心配しつつ其方へと視線を向けて)
(/いえいえ、そんな!
楽しく絡ませて頂いておりますので、一条様がお気になされるような事はございませんよ!
それに、私もマイペースな返レスだったりしますので!
失礼な口調の人狼が何やら挑発してきておりますが、娘様の対応として、挑発に乗ってしまって斬りかかる、挑発を堪えて連携で攻めるなど……一条様のご判断で進めて頂ければと思います!)
トピック検索 |