男勝り、なれど純情乙女　〆

つーか、よく簡単に好きって言えるよなっ…、アタシは絶対言えねぇ。( 呆れた口調で呟き ) なっ…べ、別にっ、デートコース考えてるんだろ、アタシの事満足させねーと許さねぇからなっ。( ふん ) ちょろ可愛いってなんだよそれっ、んな言葉聞いた事ねんだけど！( 片手で顔隠し )

　えー、そんなこと言わずにさあ。ちーちゃんも好きって言ってみてよ　(　口尖らせ　)　それとも俺の事は嫌いだったりするのかい？　(　伏し目がちに / ←)　ちーちゃんの期待に添えるよう頑張るよ　(　ふふ　)　ともあれデートで満足させろってことは、そのカッコで一緒に外歩いてくれるんだね？　(　顔隠す相手の手、やんわり退けると顔覗き込み　)　

　

いやっ…嫌いなわけねーだろっ…その、好きじゃねーと付き合ってないっつーか…ちゃんと好きに決まってんだろっ…( 顔真っ赤にし / 小声でぼそぼそ← ) どんなデートコースかにもよるけど一応外行くよ…。とりあえず化粧直してくる…さすがにこの格好で濃い化粧は似合わねーし ( ふいっと視線逸らし )

　ああ──うん。その、ありがとう　(　想像以上の破壊力故、此方もほんのり顔紅くなり　/　顔背け　)　いやあ、なんか照れくさいね　(　頬ポリポリ　)　やっぱりそのカッコで出歩くのは恥ずかしい？　デートはするけど、普段のカッコの方が良いってんならそれでもいいよ　(　バツが悪そうに　)　もう十分見られたしね。

　

おい、なに照れてんだよっ…こっちまで照れるだろーがっ…( 軽く相手を小突き ) つーか、今から着替えるのも面倒だし…化粧も直したんだけど。( 濃い化粧からナチュラルメイクに直し ) たまにはこういう薄化粧も悪くねーなっ。( 鏡越しに相手見つめ )

　普段好きなんて言ってくれないちーちゃんが、俺に好き好き大好きって言ってくれたんだよ？　(　顔ずいっ近づけ )　そりゃ照れても仕方ないってもんだよ　(　腕組み頷き　)　早いね！？　え、もしかして結構ノリノリだったりする？　(　疑問符頭上に浮かべ　)　俺も悪くないと──むしろ全然ありだね。濃いめも俺の為に化粧頑張ってくれたのかな？　的な勝手な解釈が出来て好きだけど、薄めはちーちゃん本来の素顔が見られる感じがして好き。どちらか選べなんて言われたら一日中迷っちゃうぐらいには──　(　本人目の前にいることも忘れ、ちーちゃん愛を語り　)

　

…そんな言った覚えねーんだけど、( 一歩下がり / 相手の顔押し← ) アタシは人待たせるのが嫌なだけなんだよッ…別にノリノリじゃねーしっ。( 何故か慌てふためき ) なおってさ、よくそんな恥ずかしいこと言えるよな。ある意味尊敬するわ…つか、こっちまで照れるから辞めろっ…( 徐々に顔赤くなり思わず相手の口元抑え )

　えー、つれないなぁ。雰囲気に流されて言ったことになるかと思ったのに　(　口尖らせ　)　まあまあ、そう恥ずかしがらずに。俺もノリノリだから大丈夫、安心して！　(　ぽんぽん / 頭撫で　)　むぐむぐ。──べぶびばぶばびいぼどばないぼ。ほんびんばばらべ　(　訳：別に恥ずかしいことじゃないよ。本心だからね / もごもご←　)

　

んなわけねーだろっ、ま、残念だったな。( 相手の肩ポンッ / ←) なおはいつでもノリノリだろーがっ…つか髪乱れるから…それやめろよなっ。( 相手の手払い除け ) ──恥ずかしいことじゃない…本心だから──？か、勝手に言ってろばーかッ！( 何故か理解し / 愛の力？← )

うわっ、連投悪い！後で削除依頼しとくから。( 頭下げ )

　でもあれだよね。口にはしてないだけで、そう思ってくれている可能性はワンチャンあるよね　(　めげない男アピール /←　)　そんなっ。女の子は好きな男に頭を撫でられたら気持ちよくなっちゃうもんだって聞いたのに！　(　がーん / ちなみに胡散臭い雑誌を見て得た知識　)　おべぼびぼぢばづばばっべぼばったぼ　(　訳：俺の気持ちが伝わって良かったよ　)　ぼ、ぼぼろべ──　(　訳：と、ところでそろそろ手を離してもらえると助かるなあ。い、息が…… /←　)

　

は？ワンチャンとかあるわけねーだろ、勝手に言ってろ！( べーっと舌出し ) つかさ、誰がんな事言ってたんだよ…どうせなおの事だからしょーもねえ雑誌に載ってたやつの事言ってんだろ？( 呆れながらも相手の行動を察し / ← ) ──…っと、悪い。大丈夫か？普通に忘れてたわ。( ようやく手を離し一応心配そうに見つめ )

　まったく、照れなくてもいいのに。まあ、ちーちゃんの口から「好き」って言葉を聞けたのは事実だしね。今はそれで良しとするよ　(　嬉しそうに笑み浮かべ　)　「女を虜にする男の必勝テク教えます」、って雑誌だっけ。いや、「今をときめくイケメン達の、女をオトす百の技」だったかも　(　胡散臭さ１００％の雑誌を次々口にして　)　──っぷは。まったく、ちーちゃんってば。危うく死ぬところだったよ。どうせ塞ぐならちーちゃんの唇で塞いで欲しいもんだね　(　/←　)

　

アタシがそんな事言う柄じゃねえの知ってるクセに…つかもう当分言わねーからなっ。言わなくてもアタシの気持ち分かるだろ？( 頬赤く染めながら口元抑え ) …は？なんだよその胡散臭い雑誌は…、んな本ばっか読んでねーでたまにはまともな雑誌読めよなっ！( 名前を聞いた途端必死に笑いを堪え /← ) だから…ごめんって言っただろーがっ…そ、そもそもき、キスなんて出来るわけ…ねーだろっ！( 何かを想像したのか茹でダコ状態になり / ←)

　もちろん、ちーちゃんの気持ちは十分伝わってるよ。でもそういうの、口にしてもらいたいもんじゃない？　例えばほら、俺が言わなくなったりしたらどう？　(　首傾げ　)　いやいや普通にコンビニとかでも売ってる雑誌だって。服とか参考になるし、……ちょっとエッチな写真とか載ってるけど　(　ここ小声 /←　)　普通だよ！　(　胸張り　)　んー、どうしてキスだけでそんな真っ赤になってんの？　やらしーなー、ちーちゃん　(　けらけら　)

　

なおがアタシに言わなくなったら…なんか逆に気持ち悪いっつーかアタシの中で腑に落ちねぇ…。( 暫く考え頭ガシガシ /← ) コンビニなんかのより普通に本屋で見ればいいじゃねーかよ。──つか、今なんか言ったか？( ピクリと反応し/ 若干地獄耳← ) う、うるせーなっ…別にいいだろっ、やらしーとか言うほうがやらしーんだよっ！( ギャンギャン )

　なんだ、要は好きって言ってほしいってわけだね？　素直になっちゃいなよ、You　(　にまにま　)　いや、大多数の目に止まる場所にもあるようなちゃんとした雑誌だってことだよ　(　雑誌隠し隠し /←　)　何を言ってるんだい、ちーちゃん。俺がやらしいなんて初めから分かってたことだろ！　(　どんっ！ /←　)　

　

そうだよ、悪いかよっ…つかアタシが素直になったらどうせなおの事だからすぐ調子に乗るんだろっ、( 顔真っ赤にし / ぶつぶつ ) ──今なんか隠さなかったか？どんな雑誌見てんのかアタシにも知る権利あるよなー？ なおの事ならなんでも知りたいし…って、な、何してんだよっ！( あたふた /← )

　そうだね、俺の事だから舞い上がっちゃうだろうね。容易にその光景を想像できるよ　(　うんうん　)　ふっ、雑誌のことなんてどうでもいいじゃないか。そんなことよりも、俺がどれだけちーちゃんにぞっこんでやらしいか知ってもらおうと思って　(　雑誌に対する興味を失ってもらうべく、その場を逃れる発言繰り出し / ←　)

　

なおっていつからそんな性格だったんだ？…アタシに出会ってからか…？( ふと疑問に思い首を傾げて ) おい、何ちゃっかりはぐらかそうとしてんだよっ！つか…なんか変なこと企んでんじゃねーだろおな？( じとり睨み / 若干警戒しクッションでガードし← )