男勝り、なれど純情乙女　〆

来たぞーっ。( 扉バーン / ← )ここで合ってんのか？つーか、人前で可愛いとか言ってんじゃねーよっ。( むすっ / 軽く殴り← )

　待ってたよ、来てくれて有難う。──あいた。えー、別にいーじゃんか　( 口尖らせ )　ん？　なら人前じゃなけりゃ良いん？　今なら可愛い連呼しても許すってこと？　なんだよもー、恥ずかしがり屋さんだなぁ　( げらげら笑い / ← )

　あ、ちなみに俺の事は七緒(なお)って下の名前で呼んでね？　親しみを込めてなっ君でもなー君でも可　( /← )
　それから、特に細かい設定とかは決めてなくてこのままダラダラ話そうと思ってんだけど、君の方から質問したい事とかやりたい事とかはあるかい？

　

別に、来ねえと誰かさんがうるせーからなっ。( じとっと睨み← ) はァ？何言ってんだよっ…ばかじゃねーのっ？そもそもアタシには可愛いなんて言葉似合わねーっつの！( ふん / ドサッとソファ占領し ← )


アタシは千夏( ちなつ )って名前だから、好きなように呼んでくれていいけど変な名前で呼んだら許さねーからなっ！( 指びしっ ) …つか普通に“なお”って呼ぶわ。
あー、アタシもこのままダラダラ話す感じでいいわ。その方がアタシには合ってる気がするし。( こくんと頷き )

　いやいや聞き捨てならないね！　誰がなんと言おうと俺は可愛いと思ってっから！　( どーん、胸張り )　でも、そうだな。素のままの君も素敵だけど、たまには女の子らしい服装をしてみるのも良いんじゃない？　ちょうどここにこんなものが　( どこからともなく洋服一式取り出し )

　じゃあ、俺は──ちーちゃんって呼ぼう　( ポンっ / 手叩き← )
　オッケー、何かあれば都度聞いてね。こちら蹴って貰って結構だよ。

　

あーもうっ、勝手にしろっ…！( ふん ) ちょっ…どっからそんなもん持って来たんだよ…！アタシは絶対着ねえからなっ！そんないかにも女が着るような服…絶対アタシには似合わねーしっ。( あからさまに嫌な顔し ) アタシにはこれが合ってるんだっつーの！( 自慢げにスカジャン見せ )

　確かに今のその格好も素敵さ。ちーちゃんの魅力をより引き出してくれている　( うんうん / 頷き )　だけどこっちもきっと似合う！　俺が言うんだから間違いない。つーか、俺にとっちゃちーちゃん以上に女らしい女の子いねーから！　いやほんとに！　( ふんす / 自信ありげに )


　

…つーか、なおが選ぶ服って絶対露出高めなんだよな…。アタシは絶対露出高いの着ないからな？今回もどうせ露出高めなんだろ？( 疑いの眼差し向け/ ぶつぶつ ) いやいや、アタシ以上に女らしい奴そこら辺うじゃうじゃいるだろーがっ…そーやって機嫌取ってもなんも出ねーからなっ！( 腕組みし / じとーっ )

　いやいやいや！　普通の服だって！　まあ、ヒラヒラした服ではあるけども……この程度女の子はみんな着てるだろ？　( 衣服掲げて見せ / 至って普通の黒ワンピ )　んー、頑なに認めないねぇ。まあ、ちーちゃんらしいとこではあるけど。あ、目を見て言えば少しは信じてもらえるカナ？　( にやり ) 　ちーちゃん可愛い　( じっ、見つめ返し /← )


　


　

げっ…、こんなヒラヒラしたやつ着せさせる気かよ。ま、なおにしてはまともな服選んだんだなっ、( 黒ワンピ手に取りまじまじ見つめ / ぽつり ) …はッ？！な、何言って…！ばっ…ばかじゃねーのっ…( 思わず視線逸らし / 頬赤く染め← ) なおにそんな事言われても全然嬉しくねーからなっ…！( ふんっ )

　俺向こう行ってるからさ、着替えてみなよ。あ、もちろん俺の目の前で着替えてもらっても良いけど。むしろ居ていい？　( きりっ /← )　ははは、顔真っ赤　( くすくす )　でも分かったっしょ？　俺が本気で言ってるってさ　( じぃ　)　それとも、もう一度言った方が良いかい？　( 首傾げつつ )

　

あーもうっ、何回も言わなくていいっつの！つかなおの前で着替える訳ねーだろっ…！( 顔背け / 扉バタンっ ) ──だめだっ…全然落ち着かねー…。足元スースーすんだけど…！( 着替え終わり/ 扉そっと開け ) おい、あんま見るんじゃねーぞっ…( ぼそぼそ )

　──ああ、うん。やっぱ思った通りだ。めちゃくちゃ可愛いじゃん　( 視線逸らせず / 魅入ってしまい )　ちーちゃんならどんな格好をしていても愛せる自信があるけど、女の子らしい服装だと威力倍増だわ　( うんうん / 腕組み頷き )　正直ね、見るなと言われても無理だっつー話だよ　( じっ /←)

　

…も、もう充分見ただろッ…、アタシ着替えるからなっ！( 顔真っ赤にし / くるっと後ろ向き ) こんなヒラヒラした服よりスカジャンのがよっぽどアタシらしいだろ…。( ワンピの裾掴み / ぼそり )

　らしいらしくないで言えば、確かにいつもの格好の方がちーちゃんらしいかもね　( 顎に手を当て )　この服カッケーだろみたいな自信に満ち溢れたちーちゃんもそれはそれでまた愛おしいし　( 思い出し、笑い )　でもその格好が似合ってるってのも本音だよ。すぐ着替える必要無いんじゃない？　もっと俺を悦ばせてよ　( 回り込み、正面立って　)

　

ちょ、何思い出し笑いしてんだよっ…( じとっと睨み ) つか…ほんとにこの格好はアタシに似合ってんのか…？自分では違和感すぎて気持ちわりーんだけど…( 疑いの眼差し向け / ぽつり ) は？悦ばすって…どうすればいいのか分かんねーしっ…( 後退り / 視線彷徨わせ )

　はは、ちーちゃんはホント疑り深いなぁ。そこまで気にする必要もなくね？　俺が可愛いって言ってんだからそれで十分じゃん　( 屈託なく笑い )　何かしてもらおうなんて思ってないよ。そのカッコのまま居てくれたら良いって。普段とは違う姿のちーちゃんをもっと見てたいし。ほら、おいで　( ぽんぽん / 隣叩いて座るよう促し )

　

だって…そんな事言われ慣れてねーしっ…、なんか調子狂うっていうか…( 頬染め / ぶつぶつ ) えっ、まさか今日1日この格好で過ごせってことかよ…！ありえねぇ…つーか言っとくけどこの格好で出かけたりしねーからなっ！( 言われるがまま隣に座りじとっと見つめ )

　そんなことないでしょ。いつも俺が可愛いって言ってるじゃん。それはもう言い過ぎかなと思うぐらいにさ　( 指折り数え )　えっ、マジで？　デートコース色々考えたりしてたんだけどな　( がくっ / 肩落とし )　あ、もしかして部屋でイチャイチャしてたいのー、ってこと？　( けらけら )

　

確かに…なおは言い過ぎなんだよ、アタシには似合わない言葉ばっか言いやがって…( ふいっと視線逸らし ) ──で、デートって…ま、まあそのデートコースの内容によっては行ってやらねぇ事はねーけどなっ、( デートと聞けば内心嬉しそうにし / ← ) つーか誰が部屋でイチャつくか…！ば、ばーかっ！( 顔真っ赤にし )

　そりゃちーちゃん大好き好青年だからねぇ、俺は　(　/←　)　言い過ぎちゃうのは仕方ないよ。　(　逸らした視線の先に現れて　)　ふふ、デートしたいの？　(　口元押さえ　)　いやあ、やっぱり俺のちーちゃんは可愛いなあ。こういうのなんて言うんだっけ？　あ、ちょろ可愛い　(　ぐっ / 親指立て　)