機械と魔術は相容れない　/　〆

…遅い
(学生達が登校してくる時間帯、ここアベンジャーズアカデミーの校門では一人の生徒がうで組をして人差し指をトントンと世話しなく動かしていた。深い藍色の胴着に真紅のマントを羽織ったその姿は特異なこの学園の中でもさらに異質な雰囲気を持つ。彫刻のような堀の深い顔には皺がよっていて明らかにイラついている様子だ。機嫌が悪くともこの場から動くことはできない、なぜなら学園長フューリーから直々に役割を仰せつかっているからだ。ある人物のサポート、それが今回の役割だがよりにもよってあの人物とは。約束の時間はまだではあるがもうすぐその時刻もすぎる頃合い。目をふせ地面を見つめながら目当ての人物が来るのを待っていた)


待たせたな、申し訳ない。君が転校してくる初日をイメージして始めてみた。返信しにくかったら言ってくれ。初回で長くなってしまったが当初の言ってた通り200字ほどのやり取りで大丈夫だ
それじゃあ返事を待っている。