Heartsurta 2019-02-27 21:04:45 |
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No.27〉
(有難うございます。
部屋の指定がないようならばこのまま絡み文落とさせて頂きます故。)
All〉
(__燦々と光る太陽は自分の新たなスタートを祝福してくれているのだろうか。それは分からないが、個人的にはこんな明るい光の下にいるのは辛いもので。彼の目の前にある家の前に立ち竦み、それを見上げていた。ふわりと浮かんでいる雲をボーッと見つめながらふとハッとして。今からの生活を不安に思うばかりの彼は月宮 雛、という童顔の男である。1人の姉がおり、その心配を押し切ってこのシェアハウスにやって来たものの。結局優柔不断な彼は立ち竦んでしまうのが現状であり。こんな自分を恨みながら深い溜息を吐けば心地の良い風が彼の髪を揺らす。軽く髪を直しながら彼はポツリと呟いて。)
「…もう、疲れたなぁ」
(此処に来ただけで疲れてしまっている彼だが、中に入らないことには話が進まない。シンセサイザーを背負い、両手に荷物を持っている彼は一旦荷物を置けばピンポーン、とインターホンを鳴らす。無視されたら終わりだなぁ、なんて馬鹿げたことを思ってしまう自分が本当に憎らしい。人を疑うことしかできない、無駄で中途半端な想像力のついてしまった自分が嫌いではあるものの。そう言ったって自分は変えられなくて。何度やっても上手くいかない、なんでも器用に熟せる人間が羨ましいと再び自分を卑下しながら誰かが出てくるのを待ち。)
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