匿名さん 2019-02-26 23:38:07 |
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いや、何も入れないでいいよ。大人だからね。
( 今までの時間は己の要望から始まったことであったのだが折角の彼の手間が水の泡になってしまったのではないかと眉を下げてながら不安げに相手と台の上とを交互に見て。大丈夫との一言に安堵から胸を撫で下ろし、続けての問いには大人の部分をやたら強調した調子で意気揚々と答え。それから束の間視線を交わしたあとでふと思い出したように口を開くと「さっきの返事だけど……俺も冬樹のこと好きだよ」鼻先へ唇を落として柔く笑み、今度こそ邪魔をしないようにゆるりと身を翻せばリビングの方へ移動。ソファまで足を進めて徐ろに腰を下ろし、背もたれに肘をつきながら後方のキッチンへ立つ彼の姿を眺め )
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