匿名さん 2019-02-26 23:38:07 |
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(恥じ入るその言葉を肯定する事も無く、そればかりか大人びた相手の心を揺らす事が出来る事に淡い優越感と堪らない愛おしさが募り。その反応を喜ばしく思ってしまう事も、そんな彼自身を酷く愛らしく思う事も、口にしたい言葉は溢れんばかりであったが、目の前で髪を耳に掛ける仕草や恥じらう姿、視線に応じて震える睫毛に見惚れるあまり少しの声さえ発せずに居て。許しを乞うそれに返そうとした言葉までも甘い口付けに呑まれ、結局何も言えないまま柔らかな唇に翻弄されてうっとりと目を閉じ頬にあった両の手を相手の腰に回し。唇が重なる度吸い付くように啄み応じるが、ふと僅かに顔を離すと「…好きだよ、聖さん」それまで口に出来なかった言葉をそんな短い一言に代えて囁けば、此方から再び唇を触れ合わせ)
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