匿名さん 2019-02-26 00:35:26 |
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ジルニトラ。それがお前と同じ、闇に生きる俺の名だ(背後から近づいて来る軽快な足音、次いで腕に握力を感じれば足を止める。視線だけを巡らせて再び貴方の整った顔に焦点を当てれば、求められた通りに自身の字名を告げる。それは真の名前ではないが、皮肉なことに真の名前よりも饒舌に、この男がどういう人物であるかを物語るだろう。「ならばお前の“元”飼い主のもとへ案内しろ。俺が話を付ける」既に貴方は己の所有物である、とでも言わんばかりの口ぶりは、面食らうほどに堂々としていて。話を付ける―とは、穏やかな説得を指す言葉ではないことは察しが付くだろう。法外な金を積むのか、はたまた邪魔者は消し去るつもりなのか。どちらにせよ貴方を手に入れる為には妥協するつもりはなくそっと貴方の頬へ手を伸ばせば「ルイ、お前に自由を与えられないことを詫びよう。だが、孤独な自由とは比べ物にならない甘美な鎖を、お前の首に絡めてやる。この俺と共に在れ」表情こそ射るような殺気立ったままの無表情だが、貴方の滑らかな肌の感触を愉しむ指先だけは、まるで硝子細工を扱うかのような優しい手つきで)
(/いえいえ、此方こそレスペースにはムラがありますのでお気になさらず!またこうして背後様とお話の続きを紡げてとても嬉しいです、今後ともよろしくお願いいたします…!/蹴推奨)
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