名無し 2019-02-20 09:51:27 ID:6e42a44aa |
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(春の訪れを感じながら今日も今日とていつも通りの時間に登校すると新入生で玄関が混みあっていた。どの生徒も糊の効いた制服をちゃんと着込み、少し緊張したような面持ちをしている。なんだか今年は皆きちんとしてるな、今どきの若者も捨てたもんじゃないってことか…なんて思いながらふと自転車置き場の方向に目を向けると)
…ひっ!?
(思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。
そこに居たのは周囲の生徒達とは似ても似つかぬ、ひと目でわかる不良集団だった。こんな平凡な学び舎にカラフルな髪の男子生徒がたむろしている光景は異様だ。
かっこいい、と頭に浮かんだ単語を急いで振り払う。そんな訳ない。あんなの駄目だ、生徒会長として注意しなくちゃ。胸元の生徒会のバッジに触れ、そのうちの一人、なんだか紫ピンクな人に声をかける)
あの、ちょっといいかな?
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