真夜中のピエロ24707 2019-02-17 22:02:04 |
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【如月 咲哉】
───! ……マジかぁ。
(居残り練習をした帰り道、和泉の忘れ物である携帯を届けようと家の方へ歩いていれば、目に飛び込んできたのは抱き合う男女で。お盛んですね、なんて内心で思っていたが、少し近付けば二人の顔が分かり、吃驚して思わず物陰に隠れ、溜め息混じりにポツリと吐き捨て。ここで立ち去るのも何だか癪で、和泉の携帯もあるし、と二人の方へ歩み寄り。「…和泉先輩。ここ、公道っすよ。」ヘラヘラと笑んでは声を掛け、和泉に携帯を押し付けて渡し。それから朱莉の方へ向き直り、「──また、明日ね。」とニカッと笑んで立ち去り)
【和泉 蒼司】
如月…! ───あぁ。ありがとう。
(恥ずかしがる相手を愛しく抱き締めていれば声を掛けられバッと勢いよく離れ、声の主が分かるとその名を呟き。驚きから動けずに居ると携帯を押し付けられ受け取って、訳が分からないながらも礼を述べ。如月の背中を見送って)
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