──あ、うん…大丈夫…。 (如月くんの問いかけに答えられずにいれば、いつの間にか和泉くんの姿があり。匿うように声をかけてくれる相手に小さく頷きつつも、なんとも言えない気まずい雰囲気に耐えきれず肩にかけていた鞄の紐をぎゅっと握りしめ、2人と顔を合わせることなく「──ごめん、やっぱり今日1人で帰る…」と言葉を残してその場をあとにし)