主 2019-02-17 11:47:33 |
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>八一兄
や、やだ!わたしも戦う!守られてるだけなんてできないよ!
(彼の言葉を聞くとふるふると首を横に振って「やだ」と口にし。「守られてるだけなんてできないよ!」と言いかけ、再び彼の隣に並んだ。自分も魔眼を所有する者の一人として、決意を宿した瞳を八一に向け。そしてぱちんと空気を震わせるように指を鳴らす。すると周囲の風がざわざわと自分に感応するかのようにざわめき、次の瞬間銀色の真空波が鋭く荒神に襲いかかる。それを受けた荒神は悲鳴を上げてその場に蹲り――しかしふっと背後から迫る何者かの気配にぞわりと背筋が凍り。思わずはっと反射的に後ろを振り返るが何もなく。今のは殺気か――それとも――「八一兄、何かいるよこの辺り……」と隣にいる八一にそっと耳打ちをして)
>春馬
――たぶん魔眼持ちの高校生がうちの学校にいるってどこからか情報が漏れてるのかも。もしそうだったらこの荒神はここらを偵察しにきた下っ端、親玉はもっと別にいるって考えた方がいいかもしれない……
(春馬の『辺りを注意しながら戦おう』という言葉に深く頷き、真剣な表情でそう答える。もしも、この近くに敵が潜んでいるのなら、この荒神をまずは仕留めなければ周囲に被害が出る可能性も考えられる。春馬が炎を放ち攻撃しているのを見て、自分は暴風を放ち、さらにその相乗効果で彼の火炎の威力を上げ。それを避ける暇もなくダイレクトに受けた荒神は火炎に包まれ、もがき苦しんでいる。それを見てぽつりと「ごめんね」と痛々しく呟き。真空波を荒神に向けて放ち。――その様子を上空から見ている龍の形をした荒神がいることも気付かずに)
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