其の血筋が在る限り [ BML / 制限有 ]

>>all

……では、そのように。私の方でも良くしてみましょう。
( 江戸の活気から離れ外れの生い茂る森の奥、りんと静かな静寂のそこに佇む重厚な邸。しん、と静かなそれは息が詰まる様で呼吸を忘れてしまいそう。重みのある木の門を抜けると綺麗に整えられた日本庭園で池まであり錦鯉が優雅に泳いでいる。邸の奥にある広い、広い広間。中庭に面したその間はさらに重苦しさを感じるもので。その広間の中央に由緒正しきちょんまげ姿の男が1人。その奥、蓙で隠されたそこに鎮座する男がひとり。長い髪を床につけ、細く笑みを口元に浮かべながら頷き言葉を返せば床に頭を付けるかのように深く深く頭を下げ、ちょんまげ姿の男は使用人等に付き添われ部屋を後にしていき。ふぅ、と溜息を零しては『お疲れ様でした』と傍に控えていた使用人に声をかけられて、ひとつ返事をすれば下げさせ、するすると蓙だけ開けて貰うと静かな部屋に中庭に面した襖を開け放っているせいか小鳥の囀りが心地よく部屋にこだまして。「やっと終わった…堅苦しいから“お詞”は嫌いだ…」肩の力を抜くようにしてそのままずるずると後ろに倒れてはごろーんと威厳も何もないが寝転びて )




( /allとして先に絡み文を出しておきます。絡みにくいかとは思いますがよろしくどうぞ。なるたけ皆さんとお話がしたいので、絡みにくい場合はこちらから絡ませていただきます。それでは、皆様よろしくお願い致します。 )