無 . 2019-02-13 01:12:31 |
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( / . さてと 、そろそろ練習しましょうか 。也の練習がしたくて作ったんですよ 。僕 、炉留作るのが下手なモンで .. ( )
____ 。( 何回目だろうか 、此の光景を眼にするのは 。もう彼此何百回は見ているのではないだろうか 。自分を中心に周りには幼い男女の子供達が自分を囲む様にして倒れている 。赤い液を流し苦しそうな顔で倒れいる者も居れば 、漸く倒れれた事が嬉しいのか頬を緩ませ口角を上げている者も居る 。そんな中 、自分の眼に映ったのは黒い人影 .. 何処までも黒く光なんてモノを微塵も感じさせないソレは自分を見るなり拍手をし 「 今回も最高でしたよ 。主 、」 と 、口裂け女かと云う程口角を上げ下卑た笑みを浮かべる 。) .. そう?今回も最悪だったよ 。此の世界は 、( 最高だった 、とソレは告げたが自分からしてみれば今回も最悪の展開だった 。何時も通りアノ子は最後まで自分の事を見てくれなかったのだから .. 今回はアノ子と出会う前から少し違う事に挑戦したりしていた 。然し 、運命は変わらなかった 。アノ子は今まで通りアイツを見ていた 。そう .. 背が高く 、黒髪で爽やか 、オマケに黄色のピン留めが似合う 、全身緑色の服に身を包むアイツに .. それと同じ様に自分も 、長くサラサラな緑カラーの髪に 、細長く鋭い目付きと整った顔立ち 、すらっとしたスタイルのアノ子をずっと見ていた 。其の御蔭か 、自分で言うのは何だが 、あの団の中で自分が一番アノ子を理解していると思う 。アイツよりも .. ずっと 。なのに 、アノ子は自分の事等眼にも映してくれない 。其れもその筈 .. アノ子と自分は同性なのだから 。増してや 、アノ子から見れば自分は妹の様な存在でしかないのだから 。) はぁ .. もう疲れたなぁ 。( 一番奥で真っ白い壁に凭れ掛かり横腹を抑えている彼女に近付いては隣へと腰を下ろし 。彼女の白く冷たい頬を撫で 、もう覚める事のない彼女の閉じた眼を見詰めては 、軽く彼女の唇に自分の唇を重ね ____ 「 次は私の事を見てね?キド 、」 そう小さく 、彼女に伝わるかは判らないが呟き 。) .. クロハ 、そろそろ始めよ 。次の世界を 、( 彼女をそっと抱き締めては 、それを静かに見詰めていたソレに声を掛ける 。次の世界を始めよう 、と ____ そう 、幸せな世界へと 。彼女が私を見て 「 好きだぞ 」 と伝えたくれる世界を 。次が駄目でも何度でも .. 何時かそう彼女が伝えてくれる日まで何度でも ____ 。)
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