とある妖怪 2019-02-13 00:15:11 |
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>白様
( 風が雨の匂いを運び、悪天候を知らせる。これは、明日には天気が荒れるやもしれない。雨が降る前に住処の補強をしなければとせっせと草木を運び補強するもまだ心許ないかと追加の材料を確保しに向かっていた道中、木上に見掛ける真っ白な姿にぱちりと目を瞬かせ、一見して山の精かとも錯覚するも同じ妖だと本能的に理解すると少し迷ってから木の上へと飛び上がっては、純粋な疑問を問い掛け。 )
─助かりましたこれはこれは、この様な場所で如何されましたか?
>暁鬼様
( 嫌悪、憎悪、敵意、妖の多くは人間に対してマイナスの感情を向けているが、今となっては自分はそれに当て嵌らず、人間の事をただ知りたい、と考えを改めていた。だからこそ人里を遠くから眺めるのも情報収集の一環であり、週に一度、ある程度目星をつけている場所へと向かえば思わぬ先客の姿に足を止め。どうするかと思案している最中に響く金属音にぴくりと耳を揺らすも、存在が知れている以上隠れる必要もないだろうと姿を表せば、おずおずと問い掛け。 )
申し訳ございませぬ。まさか先客がいらっしゃるとは思わず…。……ご迷惑でなければ、拙も此処にいても?
>風雅様
( 心地好い風は好む所であり上機嫌な様子で散歩している道中、頭上に同郷の仲間を見かければ折角だから挨拶を、と木の上に登れば挨拶を。 )
──こんにちは。今日は良い風が吹いていますね。
>千里様
…拙は、この姿を取る前はただの鼬にございます。その本能を今直ぐ消し去る事は難しいでしょう。
( 今は妖と言えど、元を辿ればただの鼬に過ぎずそれも目の前の相手と比べれば若輩者に部類される以上、本能的な恐怖が呼び起こされる事も無理はないと僅かに視線を逸らし。相手の要求が予想外だと思いこそすれど、それを言葉にすれば何を言われるか分かったものではないだろうと一度口を噤んでからこくりと頷き「…分かりました。一度限りとはなりますが、この身は必ず貴方様の下へ。風が拙に知らせてくれます」と告げては軽く尻尾を振って風を起こして自らの能力を示し。 )
>辰巳様
拙が誇れる自慢の毛並みです。
( 相手の視線の意図が読めずにはてと緩く首を傾げるも、妙な下心は感じられず唯一と言っても過言ではない誇ることの出来る毛並みだと軽く胸を張り。相手の向かう方へと大人しく続いてゆけばあまり踏み入る事のない薄暗い洞窟にきょろきょろと視線を巡らせている最中、差し出された手に態々ここまでせずとも、と思う一方で親切心から来ているであろう行動を無碍には出来ず迷った末に手を取り「…ありがとうございます」と素直に感謝を告げては滑って転ばぬように気をつけつつ相手に続いてゆき。 )
>嘉賀様
( 揶揄いの言葉にはて、と首を捻るも確かに妖ともあろう者が無様に吊るされていれば確かに愉快な絵面ではあるだろうと自らの状況を客観的に受け止めながら、愉快な状況をこのまま放置されるかと思いきやあっさりと助けられたことに小さく安堵の息を漏らし。自分と比べ目線の高い相手を見上げながらぺこりと頭を下げ、素直にお礼を告げ。 )
──助かりました。あのままでは、鴉につつかれていたやもしれませぬ。
>all
(/ひとまず見落としがなければ、新しく来られた皆様へ絡ませて頂きました。愚息共々よろしくお願いします!)
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