とある妖怪 2019-02-13 00:15:11 |
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>千里
…考えておらぬ瞬間等は無い。
(己の声に応える者の姿を脳裏に描くのは容易で、何処か面白がるような響きすら感じられるその言葉に一度双眸を伏せると、溢れんばかりの激情を抑え込んだような低い声で口にし。再び瞼を開いた折には手にした煙管に視線を落とし、それで長い髪を結い上げながら「その“よからぬ事”とやらが俺の考えと同じなら、の話だがな」と付け足し)
(/絡んで下さりありがとうございます!此方こそ何卒よろしくお願い致します!)
>辰巳
いや、気にする事は無い。今宵は興が乗らなかったものでな。
(暫しの沈黙の間、夜風に混じり虚空へ散る何者かの魂を静かに見詰めていて。こうして灰を撒いてやる程の間柄、きっと大切な友だったのだろうと思えばそっと目を伏せ冥福を祈り。横目に月光を反射して煌めく美しい髪と首筋の辺りに浮き上がる異質な肌を眺めていたが、ふと互いの視線が合うと返答と共に目を逸らし。注いだ酒への賛美の言葉は悪い気がする物では無く、中々の目利きらしいと分かれば仄かに表情を和らげ。元より相手にと注いだ酒。盃を差し出しながら「俺からの弔いだ」と一言添え)
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