とある妖怪 2019-02-13 00:15:11 |
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>白 >53
其処のあんた…、悪いがその枝に引っかかっているものを取ってはくれないか?
(今にも雨が降りそうな空、傘を一本腕にぶら下げ特にあてもなく歩いていて、もう片方の手には折り鶴。それは先程人里に降りたとき自分を見ても怖がらない人の子がくれたもの。珍しいこともあるものだと感慨深くなっていたとき、旋風が拭いて手から折り鶴を攫っていくと高い木の枝に引っかかってしまう。木は登れるが上手くはない。諦めるかとおもったとき、木の上に猫又を見つければあまり声を張らずに静かな声で話しかけ)
(/はじめまして、遅くなりましたが絡ませて頂きました!PF>16にあります。宜しくお願いします!)
>斬
まあ…、確かにこの毛並みは上質ではあるがな…。
(触りたくなる気持ちはあるが、剥ぎたくなる気持ちは分からない、そう思いながら揺れるふわふわした尻尾にそのつもりはないが狙っているような意味深い視線を落として。こちらの誘いに乗ってくれる相手に無表情ながら嬉しく思い小さく頷けば、普段自分が休憩するときに使っている暗い洞窟の奥へと誘い。じめっとしたそこは薄気味悪いところだが蛇故にこういった場所のほうが落ち着き、「足場が悪い…、気をつけろよ」と転ばぬよう手を差し伸べて)
>セッカ
落ちるなよ…。…この下にどうやら何かいるらしい。
(自分よりも幾分小さな身体、下から吹く風でバランスを崩して落ちないか気にかけながら、舞い上がってくる白い羽根をまた掴んで相手に見せて)
>暁鬼
…良い唄を奏でる奴だったんだ。───すまない、折角の酒盃に水をさしたな
(立ち去ろうとした時に掛けられた言葉、後から来た自分が場所を変えるのは当然のことだと思ったが一度足を止めて。凛然とした風格の彼が煙管で髪を結い上げる動作は自然と目を惹き、それが気遣いなのだと分かれば、その大きな体躯に秘める繊細な心遣いが窺えて。そう思えば瓢箪の空気が抜ける音も粋に思えてくる。小さく頷き、少しだけ頭を下げて彼の横に立ち、そっと布を開けば瞬く間に遺灰は風に乗り遠くへ消えてゆく。小さな友を思い暫くの沈黙の後、悲しみというよりは懐かしむような声で零し、漸く相手の顔を見て謝罪を。それから湿っぽい空気を残さぬようにと「いい酒だな…」と見た目だけでも上質を分かる澄んだ酒に目をやって)
>千里
その人間の安否を測ることはできぬが…、お前の怒りを買ったということは其奴はそれなりのことをしたのだろう?…ならば其奴の運命も相違ないものになるだろうな
(始め冗談かと思い相手の瞳をじっと見るも暫しの思案のあと月を見上げて静かに答え。相手の頬の感触を楽しんでいると、今度は自分の首元に触れられ慣れないことにやや身を引くものの、散々相手を触った手前じっとしておき。「お前の毛並みには遠く及ばぬと思うが…。」と急所である首元に触れられる感覚にむず痒さを感じつつも耐えていて)
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