とある妖怪 2019-02-13 00:15:11 |
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>千里様
貴方様は狐、拙は鼬にございます。古来より野蛮な狐は鼬の天敵。……防衛本能です。
( 触れられた箇所から体温が奪われる錯覚にぶわっ、と全身の毛が逆立つ感覚に自らの恐怖を強く自覚するも、今は鼬の身ではなく妖なのだから逃げる事も出来れば立ち向かう事だって出来ると自らに言い聞かせ。僅かに目を伏せ深呼吸を一つ、赤い瞳に相手の姿を捉えては「如何ようにも。拙は、嘘は言いませぬ。拙に出来る事であれば、何なりと」と、毅然とした態度を装い。 )
>玖玄様
いえ…滅相もございませぬ。ただ、拙には差し出せる物が少ない故、この身で価値ある物と言えばこの毛皮ぐらいです。
( 無闇に他者を傷付けるような相手ではなかろうと頭で理解はしていても、未熟者の身にそれ以外の価値を見出せず。しかし無意識とは言え無礼を働いてしまった事にしゅん、と耳を垂らすも、続く言葉にぴん、と再び耳を立てては迷うように視線を巡らせた後に「…………何とお呼びすれば?」と思い付かなかったようで素直に問い掛け。 )
>辰巳様
はい。もし、人間に見つかっていれば、この身は切り刻まれてもおかしくはないでしょう。ご忠告、感謝致します。
( 脅すような忠告も人間相手となれば毛皮剥ぎ取られるか、面白半分に嬲られるかのどちらかだろうと思えば心配故の言葉と汲み取る事が出来、素直に忠告を聞き入れて頷き。相手の申し出に心做しかぱ、と表情を明るくして見せては断る理由などあるまいと「光栄です。是非、お供致します」と、尻尾を揺らめかせながら告げ。 )
>嘉賀様
( 揶揄いの言葉にはて、と首を捻るも確かに妖ともあろう者が無様に吊るされていれば確かに愉快な絵面ではあるだろうと自らの状況を客観的に受け止めながら、愉快な状況をこのまま放置されるかと思いきやあっさりと助けられたことに小さく安堵の息を漏らし。自分と比べ目線の高い相手を見上げながらぺこりと頭を下げ、素直にお礼を告げ。 )
──助かりました。あのままでは、鴉につつかれていたやもしれませぬ。
(/初めまして!絡んで頂きありがとうございます。愚息共々これからよろしくお願いします!)
(/取り敢えずは出来上がった分、絡んで頂いた分を返します。残りはまた時間が出来た時に絡ませて頂きます。)
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