とある妖怪 2019-02-13 00:15:11 |
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>千里
といっても、酒はこれ一つ。回し飲みになるがな。
(上機嫌な男に、道中幾らか口にしてきた水筒を掲げて。ちゃぷちゃぷと中身を揺らしてみると、中身はまだまだありそうだった。)
しからば、そちらに邪魔しても?
(そこからでも月が望めるだろうと、眼前の神社を指差すと、伺いを立てるように男を見遣り。)
>辰巳
へえ、そういうもんかい。俺は何事もこの目で確かめたい性分でな。
(男の言葉に、成る程そういう考えもあるらしいと、納得したように顎を撫ぜ。)
そうさな、だいぶ体を冷やした。そろそろ降りるとするか。
(冷風に熱を奪われた体を摩り、男の誘いに肯首して。男に伴い山を下ろうと。)
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