とある妖怪 2019-02-13 00:15:11 |
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>>斬
っふ、…毛皮なァ。それがお前から剥がれては何の価値もねェだろうに。お前の目には俺が美しいものを穢すような愚か者に見えるのか?
(予想だにしないあまりにもな言い様に面食らった後堪えきれずに再度笑みを零してしまうが、幾分か心外と言えよう気も湧き上がり身を離し空中で胡坐を掻くと面の下で眉根を潜め。その不満を露わに問い掛けるが表情は直ぐに綻んで「その御恩とやらに報いるつもりなら、そうだなァ。堅苦しく俺を呼ぶのは止めるが良い」と相手の様子を窺い見るように首を傾げて言葉を続け)
>>千里
お狐サマよ、人間を恨んでいるのかい?
(然して相手の感情に波風は立っていないようだが、明確な敵意を口にするその様をじっと見詰めては徐に隣に降り立ち。立てた両膝に頬杖をつきながら口元に微笑を湛え、面の下で横目に相手を見遣り問い掛け。続けられた言葉にケタケタと声を立てて笑うと「面白いねェ、お前さんは。そうだなァ。俺が独り占めできないのなら余計なことはしないでおこう」そう残念そうな声色で付け足し肩を竦めて)
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