とある妖怪 2019-02-13 00:15:11 |
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>千里様
( 朱子山では滅多に見かける事のない人間の姿にぱちぱちと赤い瞳を瞬かせては、これは人が獣を捕らえる為の物であったかと思い込むまま捕まった後を想像し。見世物として身を売られるのも調度品として毛皮を剥がされるのも御免だと重ねて命乞いをしながらどうにか抜け出せぬものかと吊るされたまま身動ぎ。 )
これは人の罠でございましたか。…後生です。助けては下さりませぬか。鼬は恩を忘れは致しまぬ故、後悔はしないかと。
(/絡んで頂きありがとうございます!愚息共々よろしくお願いします!)
>玖玄様
( 見知った姿に目を瞬かせたのもつかの間、縛っていた縄は一瞬にして焼き尽くされそのまま地面に落下するかと思えば、ふわりと纏う風は自分で起こすものとは違う穏やかな春風のようなそれに心地良さを覚えながら地面に足を着け。パタパタと自前の尻尾で衣服についた埃を払ってからぺこりと頭を下げ。 )
大天狗様、助けて頂きありがとうございます。この御恩、拙は如何ように返せば良いでしょうか。
>辰巳様
( 慈悲をくれる相手であった事に心中安堵しては、言われた通りに大人しくしてい所であっという間に宙ぶらりんから解放され、自分を落とす事なく空中で受け止めた上で着地する身軽さに「お見事」と思わず漏らしては、ぱたぱたと尻尾を揺らし。経緯を問われれば隠す訳にはいくまいと正直に話しては、自業自得とは言え己の未熟を晒した事に心做しかしゅん、とした様子で目を伏せ。 )
お陰様で、拙に怪我は一つもありませぬ。…狐の巣に足を踏み入れてしまい、追い掛けられ道中で罠に掛かってしまいました。面目ないばかりです。
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