名無しさん 2019-02-12 22:18:16 |
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澪さん〉
(僕の得意分野、と言ったら裁縫や絵を描くことくらいだけれど彼女の得意分野が発揮される時が来るのかは知らない。そんなことを考えながら澪の方に目線を向ければ意味深な言葉を放つ彼女。くすっと笑った彼女の笑みに寒気に似た、まるで漫画のようなゾクッとしたものが背筋に走る。自分もいつかは睦月の世話をさせられるのかと思うと、楽しいとは思うが大変そうだ__。)
「…んー、やな予感」
悠人君〉
(彼も女子生徒に人気なのだろう、女子に囲まれそうになっているのだが回避する為に彼は足早に教室へと向かった。そう言えば今日も部活がある、彼とは同じ美術部。今は慣れてしまったとしても部活で話せるか、なんて思いつつ想いを馳せる。少なからずクラスでも人気のあるメンバーの中に1人、特に人気もなく存在感のない自分が混ざっている。そうなってくると、話し掛けに行くのは少し荷が重く感じて居て。)
「…マトモって褒め言葉、だよね」
(なんだか反応が微妙だったような気がしてそんなことを呟けば、自分は虎の服の裾を握っている為にそれを離して教室に行くのか、それともまだ話しているのか少しだけ迷ってしまって。)
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