名無しさん 2019-02-12 22:18:16 |
通報 |
睦月さん〉
(彼女の善処します、という言葉にクスリと微笑む。思わず彼女の態度に笑ってしまった。歩みを進めている彼女の方を見ながらふと想いを馳せる__。彼女はとても明るく、自分とは違ってコミュニケーション能力が発達している。彼女を見習いたいとは思うけれど、中々そう上手くはいかなくて。自分は他の5人のように頼られる存在ではないし、皆を明るくすることなんて出来ないから。)
「…睦月は目覚まし時計5個くらいセットしなきゃね」
(他人事のようにそう呟けば5個は流石に多いかな、なんて言った後に後悔してしまい。)
虎君〉
(彼は自分のアイコンタクトに気がついてくれたようで、鞄を持てば急ぎ足になっており。此方に追い付くと歩幅を合わせてくれているのが手に取るように分かって。__気を遣わせてしまったかな、なんて思いながら少しだけ困ったような顔をすれば彼の言葉にコクリと無言で頷いて。生徒の数が増えていることに気がつき、無意識のうちに彼の服の裾をぎゅっと掴み。迷子になるのだけは嫌なのか離れないように周りをキョロキョロと確認していて。)
「…人、いっぱいだね」
(極々当たり前のことを呟いたつもりだったのだが、特に此処の周りは人が集まり易い。虎は生徒会長としての人気を誇り、睦月は持ち前の明るさで皆を元気にする。灰司は頼り甲斐があるし、澪は面倒見のいいお洒落さんだし、悠は基本何でも器用に熟すから信頼されている。自分とは大違いの5人が、離れた存在に感じてしまうことも偶にはある訳で。)
トピック検索 |