名無しさん 2019-02-12 22:18:16 |
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虎君〉
(視線を感じ、チラリと窓からその視線を探していれば此方を見て居たのは生徒会長である虎で。ビクッと肩を跳ねさせれば慌ててノートの方を見。教師の話を聞きながら必死にノートを書けば、重要な点をまたもや落書きの中に喋らせて。落書きをして居たとしてもこれで誤魔化せるだろう__なんて甘い考えを頭の中に巡らせながらふと時計に目線を向ければ一限はそろそろ終盤を迎えており。漸くこの時間から解放される、なんて思えば虎の視線がまだ此方に向いているのか、と見ても居ないのにそわそわしてしまい。)
「……ふぁ、あ」
(そうそわそわして居た時に眠気はやって来て、小さく欠伸をすれば教師の視線は此方に向いており。再びビクッと肩を跳ねさせれば髪の毛を上手く利用して表情を見えないようにし。改めて髪の毛がそれなりに長くて良かった、と安堵していればいつの間にか教師の視線は此方には向いておらず、ホッと内心で息を吐いて。)
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