【戦闘/怪獣プロレス】王たちの地球

名前/鉱石巨龍 ルドマグア
身長/96m(二足歩行時は100m)
体重/6万2000ｔ
容姿/胸や肩、額といった全身に、大小様々な鉱石が皮膚と癒着する形で生えている。牙は鉱物を噛み砕いているためか非常に太く、顎も強靭。腕はさほど発達していないものの顎と脚部、そして尾は非常に発達しており、背部には腕のように、4本の爪を携えた巨大な翼が生えている。歩行の際は、足とこの翼を用いて歩行し、戦闘の際のみ足で二足歩行する。翼は飛行性能こそないもののかなり器用に動かせるらしく、鉱物を翼で掘り返し、口へと運ぶ姿も目撃されている。
鉱石の下には、乾燥でひび割れ、そこから赤い光が漏れ出しているという溶岩地帯を思わせる皮膚をもちあわせている。
全身の鉱石は経口摂取という形で取り込んだエネルギーを結晶化させたもの。ラクダのコブに近く、超高温で内側からエネルギー化する性質を持ち合わせている。戦闘の際は、この結晶に溜め込んだエネルギーを利用する。
性質/
基本的に温厚であり、観測隊や近くの怪獣に積極的に攻撃を仕掛けることは無い。しかしながら縄張り意識はかなり強く、生息域の鉱山に入ってきた物には執拗に攻撃を仕掛ける。食性は雑食性であるが、主な食物は鉱物。そのため鉱山跡地を住処としており、強靭な顎で岩石ごと鉱物を噛み砕き、高温の体内で融解させることで栄養素を吸収している。そのため全身の結晶の表層の主成分は生息域近隣の鉱物に依存していたりする。
攻撃/
●肉弾戦
尾や足に生えた鉱石の重量を生かした殴打の他、胸部や肩に生えた鉱石を活用したタックルやボディプレスなども行う。とりわけ背に生えた翼による引っ掻きや殴打は強烈。
●フュージョンフレア
鉱石に溜め込んだエネルギーを超高温の熱線として放出する。発動する際、全身の鉱石が光り輝く。
●クリスタルバースト
鉱石の各先端からエネルギーをプラズマ化して放つ。範囲はおよそ半径50m程度。
備考/
世にも珍しい鉱物食性を持つ怪獣。
世界に同種が多数生息しているものの、縄張り意識故に同種が密集することはない。時折住処を巡って同種で縄張り争いを繰り広げることも。
その食性の都合上、ルドマグアの生息域にはつまるところ鉱脈があるということであり、肩に宝石類が付いている際などは命知らずのトレジャーハンター達がこぞって住処へと侵入していくことも。そのためルドマグアの事を「宝船」などと呼ぶ者も少なくはない。

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