誰も居ないところかぁ。…それもいいねぇ。僕と先輩の二人だけの世界って感じで。 (抱き締め返されたと同時に肩に感じた僅かな重みが心地良く、自分達以外に周りに誰も居ない世界を想像してみながら口角を緩く上げ。実際に二人だけの世界が作れるのならどんなに幸せだろうかと瞼を伏せては、これを次の作品として絵に描いてみようかと思案し)