背中が寂しいその夜はきっと後ろから抱きしめて包み込んでくれる君が居ないから。君の事を想えば視界が滲んで霞んでしまう、嗚呼早く君が僕の所へ帰って来てくれないかと君の代わりに大きな毛布に包まりながら夜な夜な星空に浮かぶ月に願う。