匿名さん 2019-02-02 16:40:08 |
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(フカフカのベッドと温かい布団、そして相手の香りに包まれて久々の安眠に夢も見ることなくぐっすり眠る。数時間経ったころ、目を覚ますと薄っすら目を開けばそこは見知らぬ部屋で。部屋は暗かったが狼の目なのですぐに慣れてくれば辺りを見回す。きれいに整頓された部屋。少し殺風景にも感じ、湊はここでずっと一人だったのかと思うと胸が少し苦しい。そう言えば湊はどこだろう。湊がいない。そう思った瞬間途端に不安や寂しさが押し寄せてくる。泣くことはなかったが相手の姿を求めてベッドを降りると部屋のドアに駆け寄り。でも背伸びしてもドアノブに指先がギリギリ触れるだけで開けることが出来ず)
みなと!みなと…どこなの…!
(どんどんどん、と小さな拳でドアを何回も叩いては必死に相手の名前を呼んで)
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