無色 2019-01-28 19:44:02 |
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──あの……?
(挨拶を済ませ未だ両手の指は畳についたままで、その姿勢を崩すことなく伽耶の奥にいる彼の優しい声に緊張していたものがふわりと解けていくのを感じ。鬼の血筋が流れている彼は一体どのような御方なのか…これからはずっと傍でお世話をしていかなければならないのだが、果たしてこんな自分で本当に務まるのだろうかと心の中でいくつも不安な点を上げていき。途中傍に控えていた女中達を下がらせたのを見届ければどうしてだろうかと不思議に思い小さく首を傾げていれば、ぼんやりとだが伽耶の奥で影が動くのに気づき静かに見届けていればいつの間に自分の傍に来たのであろうか、これから自分がお仕えする方の姿がそこにあり失礼ながらも暫く見つめていれば彼の手がスっと伸び、頬に添えられほんのり冷たい感触にぴくりと小さく肩を揺らせば「…私の顔など貴方様のような御方に見せる程の物ではございません…」と言葉を紡ぎながらも視線を逸らすことなく彼をじっと見据えてはふわりと口元を緩め微笑を浮かべて)
(/お褒め頂きありがとうございます!こちらも多少ロルにムラがありますがご了承くださいませ…!改めましてよろしくお願い致します!)
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