Sis. 2019-01-25 19:26:03 |
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…はっ。では明朝に出発し制圧してまいります。
( 激動の喧騒渦巻く戦果の元、内争も酷く統制を統べる者達の目が薄れている隙にとやりたい放題の輩が多く、日々人員は削られていく一方で。豪華な政府軍隊総本部は常に人々の思考と理想と野望が雁字搦めになっており気を抜けばその渦に呑み込まれてしまいそうな程。大総統の命の元にその重厚な作りの部屋へとやって来ては帽子を取り左脇に抱えて軽く扉をノックすると中に入り。重く苦しい部屋の中、奥に鎮座するは絶対的存在の大総統。口から語られる今回の任に着いて、静かに聞き1つ返事で敬礼をしては頭を下げてから部屋を後にし。小さな溜息を零しては廊下で待っていた部下に任務の詳細を伝えては班に伝えるよう指示を出して、その背中を見送っては帽子を被り。任務の内容に些か疑問や不審点もあり快く承諾など出来ないが、やるしかない。雲の隙間を抜けるように無我夢中で走り、胸に理想を抱きながら華と散る。それが“当たり前”であり、目指す所と植え付けられているのだから、周りは何も言わない。僅かに眉間へ皺を寄せては、そういえば。と懺悔室なるものが出来たと話を聴いていた事を思い出し。許されなくてもこの思いの丈を在りもしない神に1つ愚痴として零すのもひつとやもとその部屋へと向かい、誰か居ては失礼かと入る前に1つ軽く戸を叩き。 )
( /遅くなりましたが載せておきます。
素敵な文章でこのような煩わしいので大変申し訳ありませんが、頑張って参ります。 )
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