Sis. 2019-01-25 19:26:03 |
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(/少々時間が空いてしまい申し訳ございません。なりきりと雖も、それぞれの思考が複雑に絡み合う世界は気付いたら引き込まれてしまうほどですからね。阿国様のご意見に全面的に同意いたします。それでは出会いからと言う事ですので、先に此方よりロールを回します。もし想像と違う場合やその他諸々不満のある内容でしたら仰って下さいね。
また、時代背景につきましても承知致しました。日露戦争の頃、今から少しでも勉強させて頂きます…!不手際等あるかと思いますが、何卒ご容赦下さいませ。)
(大日本帝国の陸軍に懺悔室が置かれるのだと、父から聞いたのは幾分も前のことだった。御国を守るべく、燃え盛る灯火を偉大なる情熱と共に戦場へ身を捧げた彼等を、幾許かでも癒す事が出来る。苦しんだ心を救う事が出来る。主が我等を愛したように、救ってくださったように、何時しか自分も誰かを愛し、救いたい。否、其の様になりなさいと、誰からとも無く教えられた。心に根付いた感情は気付けば大輪を咲かせ、より多くの水を求める程。とどのつまり、其の話を聞いた刹那の逡巡は言わずもがなだろう。
__斯くて、立ち入れた軍部の一角。窓枠には鉄格子、薄らはためく窓掛けが篭った室内の空気を入れ替えていると示してくれる。おざなりにも花瓶に飾られた花が、唯一室内を彩っていた。自ら望んだ其の場所で一人、従来とは違い顔を伏せぬ青年達の苦悩を咀嚼する日々。そんな日常を過ごす中で、ふと誰も訪れぬ昼下がり。透き通る風に頬を撫でられ乍ら、ぼんやりと椅子に腰掛けて。)
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