魔法のパン屋 （〆切）

イユ・ブラウン／18


エルフの母と人間の父の間に産まれた所謂ハーフエルフであり、エルフ側の血が極端に薄いクォーターエルフ。一人っ子。

ごく普通の家庭ですくすくと育っていくが、王国での半エルフに対する迫害や差別が起きた年に産まれた為にエルフの母親からは『己が半エルフである事は誰にも言わずに隠すこと。』と幼い頃から言い聞かされていた。


容姿：エルフ耳だが血が薄く普通のエルフに比べてやや短い。
ミディアムヘアの髪は艶があり綺麗なストレート。母親譲りの明るめなブラウン。
トレードマークの赤色のリボンで低めのハーフアップに結ってあり、丸みを帯びた瞳はは草原のようなエメラルドグリーン。
身長は歳平均より少し高めですらっとしており健康的な肌。


性格：歳の割に大人びた顔立ちかつ上品でしっかり者故に同年代の少女たちとは浮いてしまって友人は数えられる程度。
幼少期から弓術の鍛錬を毎朝欠かさず励んでいるように、一度決めたことは完璧を目指して己を追い込む努力家。
周りに流されなく言いたいことはハッキリ口に出したりと自分にも他人にも厳しく生き、己の意志をしっかりと持った人間。
他人の考えを見抜くのが素早く聞き上手として村の住人から相談を受ける事も少なくない。
しかし当の本人も気持ちが顔に出やすかったり。
機転の利く頭を持っているが一度プランが崩れると一気に混乱するタイプ。
己がエルフである事を誰よりも誇りに思っているが、心の奥底では他人から嫌われるのが怖いと意識しているのか物憂げな様子が偶に。
時に素直になれない一面もあり後悔することもしばしば。


備考：ル・ベリーの看板娘として働き品出しや接客など店内での仕事を任されている。
従業員とも上手くやっていてやりがいを感じているらしく幼馴染には感謝でいっぱい。
幼少の頃食べたル・ベリーのブルーベリーデニッシュに幼ながらに衝撃を受けて、パン屋さんになりたいという夢を持っていたことは秘密。
父は猟師で自ら狩った獣の肉や皮を売って収入を得ている。
母がかつてエルフ族の中心的人物だったが古傷のせいで今ではすっかり身体が弱くなってしまっている。
弓術の腕前は高く下級の魔物程度であれば一人で十分という程。