蜜柑 2019-01-24 12:12:51 ID:d74edede6 |
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「っ、はっ…!…えいっ…!」
訓練場で、僕は弓の訓練をしていた。もっと、この風神弓を使いこなせるようにならないと、暗夜を倒すことができない…。そんなことを、毎日毎日考えながら、この訓練をしている。
リョウマ兄さんにもよく誉められるようになってきたけど、まだまだだ。兄さん、姉さんを越える勢いでやらなきゃ…。
「タクミ様ー!」
声をかけてきたのは、臣下のヒナタ。そういえば最近、よく声を掛けにくるようになったなぁ。で、水を持ってきてくれる。流石だ。
「あ、ヒナタ。いつも助かるよ」
「はいっ、…あの、タクミ様」
「何、ヒナタ」
「ぁ…ここでは言いにくいんで、ちょっと茂みのほうで…」
「?」
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