24547(ミルクティー色の少年) 2019-01-24 00:05:26 |
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部屋着とか、生活品とか…
(パソコンの画面と真剣な表情で向き合いながら、白く華奢な指先でキーボードを叩く彼女の横顔をぼんやりと見つめながら泥酔していた昨夜の姿を懐古して。散々会社や理不尽な上司に対する愚痴を零していた割に、目の前にいる今の彼女は随分と仕事に熱中しているように見えた。大人とはよくわからないものだ。あの小さな箱のような機器には自分には理解不能なものが沢山詰まっているのだろうな、と高校生には必要の無いUSBを見つめて。「近くの大型ショッピングモールでいい?」よ行き先を告げると、学生鞄の中から黒い財布だけを取り出して立ち上がり)
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