着ぐるみパンダ 2019-01-04 13:13:03 |
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(/初回、長くなります
語彙不足、表現力不足につき読みづらかったり分かりにくい部分があると思いますがご容赦ください)
今日は待ちに待った1学期の終業日
校長先生や生活指導の先生の退屈な長い話を眠い目をこすりながらなんとか耐えて、ホームルームも終わり文字通り心身ともに解放されたあたしは親友の沙穂と夏休みの計画をあれやこれやと話しながら、学校の最寄り駅であるN駅のホームで電車を待っていた
時計の針は11時半を少し過ぎていた
沙穂との話に夢中になっていた時、電車がいつも通りにホームに滑り込んできて、そしていつもとはぜんぜん違う停止位置に止まって
ドアが目の前に無いことに気付いて、あれ?と二人で顔を見合わせていると車両のドアが開いて
まずは血相を変えて悲鳴をあげながら幾人もの人が、文字通り転がるように電車から飛び出して来てホームで電車を待っていた人を突き飛ばしながら走り出してきて
すでにその時、ホームは半ばパニックになりかかっていたけれど本当のパニックが起こったのは始めに飛び出してきた人に少し遅れて、血まみれの人が各車両からゆらりと降りてきた時だった
あたしと違ってしっかりした性格の沙穂は、一瞬の自失のあとすぐに我を取り戻し、目の前の現実離れした光景に腰を抜かしそうになっているあたしの手を掴んでその場から逃げ出して
人の流れに乗ったり逆らったりしながらなんとか改札を抜けデパート前の広場まで来ると、そこもすでにパニックが広がったあとでそこかしこで人が倒れ、人が人に襲いかかる悪夢のような光景が広がっていた
誰かが押したのか、さっきから火災ベルのけたたましい音が鳴り響いている
あたしたちの周りにも二人、三人と血まみれの人が集まってきて、沙穂はとっさに拾った傘でその人たちの動きを牽制しながら、あたしを先にデパートのドアの向こうに押し込んで自分も続こうとしたけれど、その時防火シャッターが下りてきてふたりの間をふさいでしまった
あたしは半狂乱になってシャッターを叩いて沙穂の名前を呼んだけれどお互いの声は届くことはなく、外の様子はまったく伺い知れぬこととなってしまった
その時、気配を感じて店内を振り返るとデパートの制服を着た血まみれの女性が低いうなり声をあげてこちらにゆらりと近づいてきて
あたしは沙穂と離れ離れになった絶望と蓄積された恐怖のせいでその場にぺたんと座り込んでしまって一歩も動けなくなってしまった……
(/乱文にお付き合いくださりありがとうございます
こんな感じで初回させていただきましたがいかがでしょうか?
ちょっと強引にデパートの中に閉じ込めてしまいまいましたが皐月ちゃん、来れますか?
難しい投げ方をしてしまってすみませんができたらこれに続けてもらえるとありがたいです
無理そうなら言ってもらえればぜんぜん変更するので
あと、ふだんはこんなに長くないので
それではいろいろすみませんが、よろしくお願いします)
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