鯨木かさね 2018-12-31 13:01:56 |
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>折原臨也様
(無理矢理持ち上げられた片方の口は一時的な笑顔を浮かべるも直ぐに横線の形に戻ってしまう。可愛げ、自分に似つかわしくない言葉に目を細めるも自分が笑ったぐらいで可愛げなんて出るものでもないだろう、と内心呆れて。園原杏里や狩沢絵理華といった可愛らしい少女又は女性の方が笑顔を浮かべるのも納得のいくものだ。「私のビジネスには笑顔は必要無いと、そう教わりました。可愛げを出したところで意味などないですから。」撫でていた手を止めそう発言するも、虚しいと思うのは何故だろうか。自分は人間じゃないから、化け物だから人としてのなんたるかが欠けたそんな存在だから。そう勝手に定理をつくりその虚しさを掻き消した。まだ自身の膝に頭を預ける相手の目を見つめ口元にある手をやんわりと押し返し仕返しに彼の唇の端を自身同様持ち上げて。「…貴方は笑顔を安売りしすぎです。だから貴方の笑顔は胡散臭いペラペラの笑顔しか出来ないのでしょう。」ストレートに言葉をぶつけ手を離せば少しずれたメガネを押し上げ、そろそろ服の乾燥が終わる頃だろう。そっと相手の頭を持ち上げて代わりにクッションを下に敷いてやれば部屋を出て、見事な迄にかわいた服を彼の傍に丁寧に畳んで。「なにか軽いものでも作りましょうか?」体力を消耗した分なにか栄養をと思いそんな事を口にした。)
(/返信の方がだいぶ遅れてしまいました(汗))
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