観測者 2018-12-23 06:18:05 |
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>>ジークフリート
【サーティーン】
「 コ コ に 居 る ぜ ? 」(ぐわあと黒いモヤが、周囲を強く警戒する彼を取り囲む様に発生すると、そのモヤから心底面白いものを見つけたとも言いたげな嘲笑顔で背後から顔を覗かせた覆面の男。チョンチョンと尖った爪先で肩を突いてみせると上記の一言を口にして。彼が言う魔物の事に関しては自分は無関係、寧ろ魔物かと問われればきっと自分は首を捻らせることだろう。故に最初に魔物かと勘違いされれば、それを話せば良い。そう、これは嘘ではないのだから。なんて思っていて。__彼の発した独り言若しくは敵に向けて放った言葉を耳にすれば並大抵の者ならば真面目と評するのではないか。自分もその一人。実際にどうかは分からないが、こういったタイプの人間は話していく内に茶化し甲斐が出てくるものだ。期待を胸に募らせ、彼の反応を待ち侘びたのだった。)
>>松原花音
「___オイ、どーしたよ。嬢ちゃん、こんなところで蹲ってしちゃったり、まァ。(今にも泣いてしまうのではないだろうかと心配をせざるおえない様子を見せる水色の髪色に、ハーフアップサイドテールの少女。いつも通りなら素通りか茶化しに入るが、他所の様子をパッと見た限りでは状況が可笑しいらしい。ああいう背中には少し思うところがあるのか、複雑そうな表情を浮かべ、どうしたものかと少し離れた所であれを視界から外そうとしたのだけれど。結果、結局話しかけてしまった。蹲る彼女を見下ろす覆面男。___やっぱり、素直で優しいなぁ俺。なんて落ち着いた表情の割には内心(本当にそう思っているかは別として)自画自賛。コテリと首を傾ける行動も追加させて、彼女の反応を待った。)
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