匿名さん 2018-12-16 22:58:56 |
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(相手の耳元で愛を囁いている間も頬の痛みがじんじんと響き、やがて口元から血がつー、と一筋の血が流れて。顔を蹴られることで強烈な恐怖心を植え付けられ、また蹴られるかもしれない、またあの痛みを味わうかもしれない。それだけは絶対に避けたいと、まるでトラウマに駆られているかのように愛の言葉を続けて。ふと、耳たぶに生暖かい優しい痛みが感じると「うぁっ…!」とピクッと反応して。やがて相手の声色が怒気がこもった声から普段の声色に戻ることに気づけばまるであやすように言葉をかけられると、恐怖に駆られていた精神を解れることなど容易で、思わず子供のように涙を流して小さな嗚咽を響かせて。)
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