（3L）リ･カースト（擬人化）

>シオン

やば……分ァってるよ。何度もシオン様に遊んで頂けて光栄の至り、っ──どうしてくれんの？
(肌を肌に沈め、体温を確かめ、頬へ触れる感触に一瞬で心掴まれ熱っぽく呟いてから、何か言いかけたのを聞けば顔の側面を毛皮に埋めたままスンスン鼻を鳴らして嘯き、先程よりは距離を取った位置から愉快げな囁き声で途切れた台詞を促してみて。此方のアプローチが効いているのを確認し満足げに目を細めるも相手の懇願に合わせ柔らかい熱の感触が身体を擦ればひくんと肩跳ねさせ、その都度脚に走る痺れと戦いつつ辿々しく縋り付く様に分かり易く絆されては「ぅぐ、急にしおらしくなんなよ…善処するさ。お嬢様……しっぽ、触るぞ」とやや勢い削がれた声で事前通告、抱き留める掌を何とか後ろ髪まで届かせると背中同様するする撫でやると同時に足の間から尾を伸ばして。髪の色に染まったそれは渦を解くと、股下潜って貴方の腰──覗いたばかりの丸い毛玉に届くくらいの長さは有るらしく細かな鱗に包まれた先端で、反応を伺うように表面をなぞって


>レオ

お……何してんだ？
(腹が減ったな、等と考えつつ適当にブラついていた廊下の端で貴方を見つけ。確か捕食者だった相手ながら手の甲を押さえる姿に興味を擽られ、背後より音も無く接近すると肩からヒョイと覗き込むように声をかけ