うさぎ 2018-12-15 23:13:23 |
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>ズキ
酷いな。ただ僕は素直に…撫でるの、上手だけど、ちょっ、と、それは、どっちもダメ
(まるで僕が誰彼構わず誘うみたいに…否定はしないけれど、リスキーゲーム程燃えるタチだから。遊んでもらえるのならと揺れた耳、不意に込められた力に身体は簡単に傾いて冷たい腕の中へ。檻のように伸びた指先が耳を撫でて、縛るように見下ろされて何だか悔しい僕は上から目線の平気なフリを決め込もうと…それでもぴくりと耳が揺れる。悔しい、なんて考えていればふいに近付いた顔、奥を撫でるような低い声と弄ぶ僕より幾らか大きな手。「キュウッ」なんて小さな鳴き声は反射。ああ、こんなことならさっき本当に口付けて噛みちぎってしまえば良かった…そうしたら喋れなかったろうに。返された脅し文句も甘い毒に変換されれば、びりびりと頭が痺れて嫌になる。咄嗟に絡めている指先で大きな手の甲に爪を立てて、逃れようと背を丸め…滅多に晒さない場所への刺激は思いの外強烈で…言葉だけは“どっちの耳も渡さない”と取れるように。「僕、も。君に」…触れてやる、泣いて嫌がってもやめてやらない、弱いところを全部…震えるもう一方の手の指先をあたの首筋に伸ばしては、触れたのなら動脈を緩く押さえるように指先を這わせようとし。喉の奥で消える嬌声と噛み殺した不規則な呼吸、痛いか苦しいかの気持ちいいしか知らない僕には酷な刺激で困る)
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