タレント事務所『Aec production』【アイドル/3L/人数制限有】

【お食事テーブル】

>>西園寺さん

！
(自分の気分が沈んでいることをやんわりと言い当てられてはぱちりと自身の色素の薄い瞳を丸くして彼を見上げて。そんなに分かりやすく顔に出してしまったのだろうか、といざと言う時には全くポーカーフェイスの機能しない自身の表情筋に呆れてしまえば持っていた皿をテーブルに置いた後に申し訳なさそうにさくらんぼ色の唇を開き。「私、……人と話すの苦手で。何かを言われてもパッと上手に返すことも出来なければ上手く言葉にすることも出来ないんです。……でも、今度インタビューの仕事があって。ソロでの仕事なので……すごく不安で。」優しい彼の視線から逃れるように思わず俯いてしまいながら。つらつらと堰を切ったかのように口から出てくる自信の不甲斐ない部分にぎゅ、とキツく拳を握りしめればすみません、と何に謝るわけでもなく口からは勝手に謝罪の言葉が零れて。)