>美波さん いえ。すぐに気付けなくてごめんなさい。 (バツの悪そうな相手に、自分も眉尻を下げたような笑顔になって。きちんと合っていたことに、内心で安堵し。「織田深冬です。」と、店員と客では、お互いの名前も知らずに居たため、自分も自己紹介を。「美波さんも、ここでお買い物ですか?」と、煌々と光るスーパーのネオンを指差し)