っ…………!! (元々拒否権なんて無いような立場なのに。ドレスの金額は私が体を売っても足りるかどうか……つまり、それぐらいの事はされても仕方ない……覚悟したつもりではあったものの、こんなに早く来るなんて。) …………はい。 (わざわざ言わせるなんて、何をさせるつもりなのだろう。その不安を、手を痛いぐらいに握り込んで押さえつけた。)