べ、別にあなたの助けなんかいらないけれど、 せっかくだから…… (差し伸べられた手をまじまじと見て、 プイと横を向きながら仕方ないといった態度で彼女の手を掴み) ちょ、ちょっと、 しっかり握ってなさいっ。 (彼女の手を支えに、段差を登ろうとしたその時 足元が急に崩れて…) えっ?!