あなたが口を動かすのをやめて、脚を動かせば日暮れまでには十分お屋敷まで戻れるわ (相手が時間ばかりを気にしていることにイラっとして釘を刺して) ……お母さまが好きな花だった、らしいのよ (彼女の質問に対してしばらく押し黙っていたけれど 森の中を見つめながらポツリと一言答えて) (/遅くなってゴメンなさい)