桜吹雪 サユキ 2018-11-18 05:48:00 |
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(テオくんside)
お茶を飲み、じんたんに布団かけて
布団に入って朝まで寝よう、
「何で?」
、、、朝だ、ん?じんたん?
「じんたん、どうかした?」
下を向いて考え事をしているじんたんに声をかける、
「え?あ、テオくん、熱下がってよかったね、体調は大丈夫?」
どうして俺の熱が下がった事がわかるのか、
きっとじんたんはこんな俺の心配をしてくれたんだ、
「うん、もう平気だから編集しないと、、、」
立ち上がって着替えを済ませ、軽く朝ごはんを食べて
パソコンとにらめっこを始めようとしたその時、じんたんが言った、
「ねえ、昨日の事なんだけどさ、、、」
キーボードの上の手の動きが止まる、俺は笑って言った、
「だから、あれはドッキリだって言ったじゃん、さすがに本気だったら俺も引くよ」
本気だった、少なくともあのとき俺は本気の告白をした、
引かれたっていい、そう思っていたのに、俺は、、、
俺は、言われた言葉でこんなに傷付いた、じんたんに心配をかけた、だから、
俺は諦めて、否定して、無かった事にしようとした、
「俺は、今日1日テオくんと真剣に向き合って、考えたい、だって、、、本気だったでしょ」
それは、嬉しかった、でも俺には、たとえじんたんがOKしても、そんな資格は無い、
「違うよ、本気なわけねーじゃん、勝手に決めんなよ、」
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