桜吹雪 サユキ 2018-11-18 05:48:00 |
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(テオくんside)
後ろには、寝ているはずのじんたんが立っていた
じんたんは言った
「大丈夫、テオくん、平気だよ、ほら、ここにいる、布団に行こう」
そっと後ろから抱き締められて、安心した、
じんたんが肩を持って布団まで連れて行ってくれた、
優しくて、友達思いで、それでいて勇気がある、
俺がじんたんを好きになった理由を、思い出させるようなこいつの動きは、
俺の体温をさらに上昇させた。
「テオくんなんか食べたいものある?」
俺を布団に寝かせじんたんが聞いてくる、
じんたん、、、と心の中で呟き
「いらない、ここにいて欲しい」
風邪をひいてるから、、、と心の中で言い訳していると
「どうしたのテオくん、なんか甘えてない?」
「甘えてない、気のせいだよ」
と、即答したとき体温計が鳴った、38.7℃で少し驚いた、
「うわ、凄い熱、、、今日は寝てようか、あ、誕生日プレゼントがあるんだ、、、」
プレゼントと言う言葉にドキッとしているとじんたんはプレゼントを渡してきた、
「ありがと、明日開けるよ、、、」
気がつくと隣でじんたんが寝ていた、
時計を見ると深夜の2時だった、寝ちゃったのか、
と思いながら体温を計ると36.4℃、、、熱は下がったみたいだ
「じんたん、、、好きだ、、、」
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